先日、7月24日に松枝ぴあの教室さまにて、講師研修会の特別セミナーを開催させていただきました。
暑さ厳しい真夏日。そんな中でも時間をつくって足を運んでくださった先生方のお姿に、まずは感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
主宰の松枝由紀子先生をはじめ、お教室でご指導されている6名の講師の皆さまがご参加くださり、とてもあたたかな空気の中でセミナーが始まりました。
初対面とは思えないような優しい眼差しと笑顔があふれる空間で、私自身もとてもリラックスしてお話することができました。

ソルフェージュって、こんなに身近だったんだ!
「セミナー前半では、ソルフェージュの基本的な考え方や、ピアノ指導にどう生かしていけるのかを中心にお話しました。
「ソルフェージュって、音大受験のためのものでしょ?」
「読譜の練習みたいな感じかな?」
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
けれど実際には、音楽を感じ、理解し、自分の言葉で語る力こそがソルフェージュの本質であり、すべてのレッスンに生かすことができる──そんな気づきをご一緒に探る時間となりました。
ある先生はこんなふうにおっしゃっていました。
「点ではなく全体を見ること」「自分の言葉で人に伝えられること」が印象に残りました。
レッスンの中でも、そういう視点を育てたいと常々思っていたので、とても腑に落ちました!
また別の先生は…
音楽の成り立ちや和声感、旋律の流れにもっと意識を向けてみようと思いました。
普段なんとなく感覚でやっていたことに、ちゃんと“意味”を持たせることができる気がします。
皆さんそれぞれが、これまでのご経験と重ね合わせながら、「ソルフェージュ教育の新しい在り方」を見つめ、じっくりと吸収しようとする姿勢が印象的でした。
「聴く」「動く」「感じる」──五感で音楽をとらえる時間
後半の実践編では、手や身体を動かしながらリズムや拍感を体験したり、「こんにちは」の拍取りや「線は叩く」といった活動にも挑戦していただきました。
ちょっと照れ笑いをしながらも、声を出し、手を叩き、身体で音楽を感じていくうちに、空間にはどんどん“音楽の熱”が満ちていくのを感じました。
シンプルな活動でも、頭も身体もフル稼働で、想像以上に刺激的でした。
毎回、同じ目的でも“手を替え品を替え”ることで、より伝わることがあると実感しました。
実際にやってみることで、理解が深まったと感じました。
子どもたちにもこうやって「動きながら」音を感じてもらいたいです。
こうしたアプローチを“特別なトレーニング”としてではなく、日常のレッスンの延長として自然に取り入れていただけたら──その想いが伝わったことが、本当に嬉しかったです!
現場に戻って、すぐに活かせるヒントもたくさん!
セミナー翌日以降、何人もの先生から「早速取り入れてみました!」という声が届きました。
ごあいさつのリズムを使って拍感を意識させました!
手で”ものさし“を作ってドレミを歌わせました!
ドレミしりとりをしてみました!
線間の読み分けも教えていただいたゲーム式でやってみました!
「難しい教材ではなくても、こんな方法があったんだ!」という驚きと喜びが、次々にご感想として寄せられ、私にとっても何よりの励みとなっています。
音楽がつなぐ“学び”と“ぬくもり”
セミナーの後には、スパイスカレーを囲んでのランチタイムがありました。
ふわっと立ちのぼるスパイスの香りとともに、自然と笑顔が広がり、音楽やレッスンの話に花が咲きました♫
「この生徒さんにはこんなアプローチができるかも」
「実はずっとソルフェージュに苦手意識があって…」
そんな“先生同士だからこそ話せる本音”が交わされるこの時間こそが、セミナーの学びをより深いものにしてくれるのだと、改めて感じました。
さらに、お土産までご用意くださっていて、細やかな心遣いに感激しっぱなしでした。


最後に──音楽の“伝え手”として、私たちができること
今回のセミナーでは、皆さんのまっすぐな学びの姿勢と、「もっと良いレッスンをしたい」という想いに、私自身が何度も胸を打たれました。
ソルフェージュは、けっして特別なものではありません。
毎日のレッスンの中にある「伝える工夫」「感じるきっかけ」の積み重ねが、やがて音楽の言葉となって子どもたちの中に育っていく──
それを、共に感じることができた1日でした。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
またぜひお会いできますように…♪
コメント