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Case1:「ドレミファソ」だけなのにどうして弾けないの?

新企画★『お悩みディクショナリー』

 私のところに届いたお悩みで、「これはよく聞く!」と思われるものを少しずつご紹介していきます。

「あるある!」と頷ける方も多いのではないでしょうか?


 ★今回は指導歴6年目のピアノの先生からのご相談です。

【ドレミファソだけなのにどうして弾けないのでしょうか?】

不器用なのか、両手ドレミファソしかない曲でも、3ヶ月かかる子がいます。
左右違う音を弾くのがとにかく苦手です。

指番号と音名を書けばちょっと楽になりますが、それでもスラスラとまではいきませんし、なるべくヒントを書きたくないです。

音読みをしっかり鍛える、時間をかけて曲をこなすしかないかなと思っているのですが、先生はどのようにご指導されますでしょうか。

また指が思うように動かないのは何が原因なのでしょうか。

ちなみに中2で『ぴあのどりーむ4』を弾いています。

ソルフェージュ&ピアノ講師の視点からお答えします

【高学年で進みがゆっくりの子の進め方】

ゆっくりさんのお悩みですね。

まず、指が思うように動かないことについて
 ①力が入っている
 ②脳の処理速度(考えてから指を動かすまで)がゆっくり
 ③そもそも左右別々の動きが苦手

などの理由が挙げられるかと思います。

①はすぐに習得できないので時間をかけて伝えていくところです。
(綺麗に無駄のない動きで演奏するために、プロでも「脱力」は永遠のテーマです!)

②については、そもそも”書いてある音を読むこと”(譜読み)が苦手なケースが挙げられます。
楽譜には「音の高さ」「音の長さ」だけでなく、さらに強弱や演奏法まで指示されており、譜読みが得意な人はこれらを同時に、瞬時に読み取っていきます。

この”複数の情報”を処理するのが大変な場合、先に、「音の長さ」にだけ注目し、「リズム」をソルフェージュで学ぶことが効果的です。

もちろん、リズム一つとっても、様々なアプローチがあります。
ただ、今回のケースでは、

(1)リズムを「タン、タタ」等と言いながら叩く(リズム読みで音符に慣れる)
(2)「音の高さ」を「ドレミ」で読む練習をする(ト音記号ならソ、ヘ音記号ならファの目印音+ドからスタートすると◎)※[譜読みBOOK]参照
(LINE🎁中)
(3)「高さ」と「長さ」を合わせて「楽譜」を読む練習をする


というように、少しずつ段階を踏みながら、苦手なところを克服できるように進めていくと良いと思います。

そもそも左右別々の動きが苦手なら、自分の手だけで”じゃんけん”できるかな?などと投げかけるのも良いです。
「右手だけ勝つじゃんけんできる?」(右パーグーチョキ、左グーチョキパー)
「反対!左手がかつじゃんけんできる?」
これだけでも左右異なる動きの練習ができます。

他にも、ピアノや机の前でできるエクササイズでは、右手をパーにして机をスリスリしながら、左手はグーでトントンととんかちのように叩く、それを逆にしてみるなども楽しくできます。
(音楽をつけてリズミカルに行ってもいいですね。)

慣れてきたら、②のリズムトレーニングに、右手は2分音符、左手は4分音符のように、両手で異なる音価(長さ)のリズムを同時体験するなどを加え、難易度を上げていくのもオススメです。

譜読み力については、中学生ですから、テスト勉強で書くことは慣れているはず。
4〜8小節程度の楽譜を書き写す宿題を毎週出していきたいところです。
(英単語や漢字も、書いて覚えた経験がありますね!)
音楽でも、書くことで五線譜のしくみや音の読み方を再確認することができ、結果的に読めないところが読めるようになるケースが多々あります。

ぜひ時間をかけて取り組んでみてくださいね。

いかがでしょうか。
他にも沢山のリクエストがありますので少しずつ発信していけたらと思います^^

ソルフェージュは、上達への一番の近道!

ソルフェージュを学ぶことで、

・楽譜が読めるようになり、
・リズム感がよくなり、
・音感が身につき、
・一人でも初見で弾ける

ようになります♪

更に、表面的で終わらせずに適切なソルフェージュ指導で導くと、
楽譜から音楽をいきいきと演奏できる、「表現力」と「音楽性」が身に付きます。

生徒と過ごす時間が、かけがえのない瞬間と感動に満ちあふれたレッスンとなりますように♪

音楽性ゼロ〜受験生まで長年指導してきた中で辿り着いた、ワークをこなす、テキストをなぞるだけではない、確実に力を積み重ねていける指導法をお伝えしています♪ ^ ^

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